オークス2019の回顧号になります。
今年のオークスはタイトルの通りまずもって高速馬場への対応力が分かれた1戦でした。
想定の範疇ではありましたが、もっともポイントになったのはラヴズオンリーユーが高速馬場への適性があると判断できるかどうか?だったと思います。
2着に穴馬が入ったのでこっちに注目が行きがちですが、着眼すべきはラヴズでした。
そのあたりも踏まえてオークスの回顧をしていきます。
オークス2019回顧
DKC競馬部としては◎クロノジェネシスから入って本線を逃す形で終了する形となりました。
結構手広く行ったのですが、まず最終見解でも書いた通りクロノを差すにはというところで、結論を組んでいき、そうなればもっとも軸として扱うべきはクロノジェネシスという判断になりました。
更に、展開面もパターン化しましたが「オークス=スロー濃厚」の判断を下して予想で、実際スローに落とし込みたい馬が多い中で後述しますが、平均で流れるという想定外の形となりました。
今年のオークスは「総合力」もそうですが、距離適性、高速馬場適性、ロンスパ適性など問われた1戦だったと判断できるだけに、有力馬の敗因に関しては明白な部分が多かったと言えるものでした。
▼展開・ラップ分析▼
【12.5-10.9-11.7-11.9-12.1-12.2-12.3-12.2-11.7-11.4-11.6-12.3】
前後半5F「71.3-71.5」3Fでみても「35.1-35.3」と平均ペースの持久力戦。
中弛みすることもなく、淡々と流れての展開となり平均ペースからのロンスパ性能という部分がまず求められたことがわかります。
更に、ラスト4Fから11秒台のロンスパ戦で、スロー~の後半要素を出し切るタイプには苦しい展開だったと言わざる得ません。
要は俗にいう前垂れでの差し。という感じの内容でした。
▼事前に配信したラッププロファイリング▼
【オークス回顧詳細】
https://dandkkeiba.com/kaiko2019/
コントラチェックとラヴズオンリーユーの回顧を個別に掘り下げ、次走狙い目などを記載しています。
オークス全体の事も書いているので事前にチェックしてください!
「1着」ラヴズオンリーユー
明らかに展開が向いたと判断できる内容だったと思います。
プロファイリングでも書いた通り、瞬発力の高さを見せていなかったので、後半特化のレースでギアチェン問われるとなるとそこで見劣り、前に出し抜かれる可能性があったのですが、今回に関しては瞬発力云々の内容で、これまで同様にロンスパ性能でなんとかなってしまうものでした。
オークスでも決して瞬発力、スローからの後半要素でトップスピードを求められたときに対応できるかどうか?ここを見せたわけではありませんが、平均~のロンスパ戦では活躍の場は多いなと感じることのできる内容だったと思います。
ラヴズオンリーユーの勝因や次走以降狙い目を詳しく書いた個別記事はこちら
https://dandkkeiba.com/kaiko2019/
「2着」カレンブーケドール
スイートピーS組のレースレベル自体を疑ってしまったのでかなり軽視する存在にはなってしまいましたが、軽視した展開になってラヴズオンリーユーとセットで好走。
高速馬場の東京で下のレベルでも上り3位以内はありませんし、トップスピードの質に疑問がありスローペースだと出る幕なしと考えましたが、結果は平均に流れて上り最速34.5の競馬になり、トップスピードは求められませんでした。
この点がこの馬にとってはかなり良かったですね。
回顧詳細の記事に書いたように、距離適性を強く求められたレースです。
前走スイートピーSではラスト4F12.0-11.0-10.9-11.4で上り3F目が最速に近いレースで最後まで脚を使う内容だったので距離延長にも目途が立つ内容でした。
ということで、距離適性とロンスパを強く求められたレース、加えて超高速馬場への適正の高さが勝因でした。
「3着」クロノジェネシス
流石世代屈指の総合力型という感じの3着。
ポジションもしっかり取って直線も前が綺麗に開くロスのない競馬で力負けの様にも映りますがそうではありません。
上位の2頭は記載の通り不安要素は求められず、得意な土俵で完全に戦えたという事が勝因です。
それに対して当馬はロンスパもこなせるがどちらかと言えば瞬発力に寄った馬ですし、平均ペースもこなせるが2400mで平均までとなると流石に適正から少し外れてくる。
この展開の中での3着なので能力の絶対値はやはり高いなというのが感想です。
勝ち切れない善戦馬には共通点がありますが、これに関してはいずれ詳しくお伝えいたします。
「4着」ウィクトーリア
完全に出負けが原因で負けてしまいました。
スンナリ出て前にいて脚を発揮できたかはわからないというのは当然ではありますが、今回のペースで道中ポジションはキープしているので明確に緩んだ所はない中でラスト脚を使えています。
それから考えるに基礎スピード自体は対応できていますし、多少落としても発揮できたでしょう。
もちろん先頭集団の流れでつぶれた可能性も否定はできませんが出負けがなければカレンブーケドールの位置がこの馬という可能性は十分にあったと思わせる内容でした。
ただ考え方によっては上りでラヴズオンリーユーに劣ってしまったので、そことの比較では厳しいなという感じもあります。
総合力型に近いと考えていますが近2走後方からになっているので次走注意して見守りたいです。それ次第では秋華賞も有力な1頭になり得るでしょう。
「5着」ダノンファンタジー
距離が苦しかった可能性はありますが、それでもこの展開は来て欲しい展開ですね。
前走桜花賞でトップスピードの質を求められてラスト甘くなったので、分散して脚を使う形になったこのレースは理想に近い競馬。
それでいて5着止まりなので少なくとも超高速馬場では厳しそうです。
タフな馬場に条件替わりではまだまだこのメンバー相手でも勝負付けは済んでいないので注目した1頭ですね。
「9着」コントラチェック
敗因・次走以降狙い目など詳しく下記記事に記載しています!
https://dandkkeiba.com/kaiko2019/
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【DKC競馬部】

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