オークス2019の予想と有力馬のラップ分析を中心とした記事です。
2019年のオークスは決して簡単ではないと思います。
というのもコントラチェックの扱いが非常に難しいと思うからです。
もし、コントラがNHKマイルで、グランアレグリアがオークスなら違ったかもと思わざる得ないので少しここで迷ってしまうかなというところです。
ただオークスは傾向としては掴みやすいレースでもありますのでしっかり的中できるように今回は有力馬の見解も踏まえて予想していこうと思います。
ヴィクトリアマイルの回顧記事はこちらに書いていますのでご覧ください。
⇒【ヴィクトリアマイル2019】回顧|アエロリットの5着は評価すべき
オークスの予想と有力馬のラップ分析
日付 | 状 | ラップタイム | 前5F | 後5F | 前3F | 後3F |
---|---|---|---|---|---|---|
2014 | 良 | 12.4-10.6-12.2-12.8-12.7-12.7-12.8-12.5-12.0-12.0-11.3-11.8 | 60.7 | 59.6 | 35.2 | 35.1 |
2015 | 良 | 12.5-10.6-12.5-13.0-12.7-12.6-12.5-11.9-11.9-11.3-11.6-11.9 | 61.3 | 58.6 | 35.6 | 34.8 |
2016 | 良 | 12.3-10.7-12.1-12.3-12.4-12.5-12.9-12.6-12.7-11.4-11.5-11.6 | 59.8 | 59.8 | 35.1 | 34.5 |
2017 | 良 | 12.7-11.6-12.8-12.6-12.0-12.3-12.3-12.1-11.6-11.3-11.2-11.6 | 61.7 | 57.8 | 37.1 | 34.1 |
2018 | 良 | 12.6-11.1-12.0-11.9-12.0-12.2-12.4-12.3-12.4-12.2-11.1-11.6 | 59.6 | 59.6 | 35.7 | 34.9 |
前後半5Fで見ると平均までもなくはないですが、前後半3Fで見ると結局はスローペースで後半の比重が強いレースというのは間違いないです。
2019年に関してもこの時期の牝馬限定の一戦ですし、そこまでペースが流れることは想定しづらいのではないかと思います。
結論としては過去の傾向からみてもスローペース濃厚だと判断していいでしょう。
昨年に関しても東京コースにしては珍しくラスト2F最速。
流れてはいますが、前述したように後半に比重の寄ったレースとなっています。
【求められる要素】
ポジション問わずある程度出し切るだけのロンスパ適正。
それでは続いて有力各馬のラップ分析から得意としている展開、逆に苦手な展開を考察して行きましょう。
コントラチェック
フラワーCはラスト5Fで11秒台に入ってますがこれはペースと高速馬場の影響でロンスパ戦には該当しないと判断していいでしょう。
どちらかというと瞬発力に比重の寄ったレースだったと判断してもいいと思います。
逃げて2番手を離しての競馬で仕掛けを待ってスッと反応しての押し切り。
ギアチェンジや折り合いなどは評価できますが、楽勝過ぎて細かな適正の評価は難しいレースでした。
菜の花賞は前後半34.6-35.5のハイペースで、ラスト4F12.2-11.9-11.5-12.1のラスト2F最速戦。
基礎スピードの高さを見せての勝利で2番手を大きく突き放しての圧勝。
ラスト4Fで減速に対応して再度ラスト2Fで突き放し、ギアチェンの高さを見せたレースでした。
これまでのレースを見てもポジションを取って出し抜く形の競馬を得意としている馬。
距離に関してはプラス材料もないが相対的に見てマイナス材料という程でもなく、そこはこなせると判断してもいいのではないかと思います。
基礎スピードは持っているので前から出し抜く形ならばペースが常識的な範囲であれば問題ないでしょう。
しかし、直線でポジション差が小さかったり早仕掛けの展開になると、瞬発力もロンスパも特筆しているわけではないので東京2400mとなれば直線要素だけで何とかしてしまうタイプの馬がいるはいるのでそこに捕まってしまう形も十分に考えられるかなと思います。
終わってみればコーナーで加速して後続を離してそのまま押し切れるようなコースのほうがいい。
東京の直線を逃げて押し切るだけの後半要素があるとは今の段階では思えないかなというのが正直なところです。
クロノジェネシス
桜花賞は前後半3F<35.4-33.3>のスローペースからラスト4F<11.7-10.8-11.0-11.5>のラスト3F最速戦。
超高速馬場でグランアレグリアがベストの競馬をしたのに対してこちらは前が壁になってラスト1.5F目辺りからのやっと前が開いたような内容でした。
そこから一気に詰め寄るがスローペースで最速地点でこれだけロスをするとこれまでという感じの内容。
もう少し前のポジションでスンナリだったらグランアレグリアに先着もあり得た内容だったかなと思います。
クイーンカップは前後半3F36.1-33.8の超スローペースでラスト4F12.0-11.5-11.0-11.3の直線目一杯に近い瞬発力戦。
追い出しは少し待ちながらもラスト2Fでは一気に差を詰めてラスト2F共に10秒台に突入するレベル。
瞬発力戦はこのレースだけでも非凡なものを見せたのは間違いないでしょう。
阪神JFは何度も話していることですが、平均ペースへの対応とロンスパ適正を見せたので出負けさえなければというレベルのレースでした。
それでも高い後半要素を見せたのは事実で、ロンスパ性能だけならダノンには劣るのを見せたレースでもありましたが、状況替われば逆転は十分という内容だったと思います。
ここまで直線競馬で結果を残してきた馬で阪神JFで平均からラスト3F最速を出し切ったのはあるものの、どちらかと言えば瞬発力型だと思います。
これが瞬発力勝負のみ特化の馬なら好走幅は狭くなりますが、この馬の武器はそれを持続させるロンスパ適正もある程度持っている事。
適正的には前半要素が楽になってポジションをとりやすく直線が長いオークスは対応可能と最終的には判断しました。
前半さえ問題なければ高速馬場への適正も見せているので舞台設定は完璧かもしれません。
ラブズオンリーユー
忘れな草賞は前後半3F<36.3-35.0>のスローペースからラスト3F動き出しで<11.5-11.5-12.0>でラスト3F最速戦。
どちらかというとロンスパに近いレースになっており、このレースは今の東京とは全く異なる馬場状況で開催されたレースでした。
ラブズオンリーユー自体も上り最速ですが34.6秒の時計となっていますし、正直この1戦では後半要素が求められたという感じではないかなと思います。
更に白菊賞もレース内容自体は前後半3F<34.6-35.2>の前半特化戦に対応し、ラスト4Fからのロンスパ戦でしっかり後半要素を出し切ってという見方もできるのですが、実質は前が飛ばして行っての形でラブズオンリーユー自体は出遅れから後半特化のレースとなっていると判断してもいいでしょう。
それでも後半出し切って高い後半要素を見せてはいますが、それでもトップスピードへの対応を見せているわけではなく、不安要素はそこになるかなと思います。
これまでのレースを見てもトップレベルの瞬発力となってくると物差しが無く、対応できるかどうかが未知数な部分になってきます。
ただ、未知数ということはありますが基礎スピードがあるので位置はそれなりに取っていけるかなという感じで、距離延長で更に楽になる分、後ろから後半要素を生かしてという競馬よりは前から出し抜いて行く形の競馬になるかなと思います。
そうなれば相手関係は何とも言えない面がありますが、ここでも対応してくる可能性はあるのではないかと思うところです。
ダノンファンタジー
桜花賞は状態面の云々言われていますのでそれももちろん影響しているとは思いますが、前後半3F<35.4-33.3>のスローペースからラスト4F<11.7-10.8-11.0-11.5>のラスト3F最速戦。
トップスピードをかなり求められたペースで終始グランアレグリアには見劣ってラストは止まってしまいました。
瞬発力勝負ではここまでも見劣ってきましたしここは馬場とペースが苦しかったと判断してもいいと思います。
対してチューリップ賞はスタート抜群でそこから少し下げて3番手での競馬。
スローペースで内を立ち回って直線は進路を探しながらラスト2Fから加速して抜け出し。
このレースを見るまではロンスパ特化型と思っていましたが、この内容を見る限りではギアチェンへの対応もできているので総合的に後半要素の高さを見せたレースだったと思います。
ベストパフォーマンスと見られている阪神JFは前後半3F<34.8-35.0>の平均ペースを最後方付近からの競馬。
ラスト4F<12.1-11.0-11.8-12.2>のラスト3F最速をコーナーでも外に振られながら直線出し切っての競馬を差し切り勝ち。
阪神外回りらしい直線目一杯出し切る競馬での勝利で高いロンスパ適正見ているので、クロノジェネシスのところでも書きましたがロンスパ性能だけならここでも上位の存在なのは間違いないと思います。
阪神JFは後方からになったものの、ある程度の基礎スピードを備えているのでポジションも取っていける馬ではあります。
ロンスパ性能で差し切った阪神JFと前目からギアチェンジをで勝ち切ったチューリップ賞があり、高い後半要素を見せているので正直ラップ分析から評価を下げるところがないかなと思います。
ただ桜花賞の内容がそうだったように、トップスピード戦になるとやや見劣る面もあるかなと。
ロンスパ戦で、馬場もタフならば人気馬の中では信頼度高そうなので、これは状況見つつ判断したいなと思う1頭です。
理想は前目からラスト4Fからの動き出しのロンスパ戦でしょう。
ラスト3F最速でもここで10秒台に入ってくると厳しくなりそうな印象を受けます。
まとめと現時点の注目馬
ひとまず人気になりそうな4頭を分析しましたが、この中で一番信頼度が高いとなるとクロノジェネシスかなと思います。
ただ、枠順が恵まれたというわけではなく基礎スピードを生かしての競馬ができるかどうか?
そこは結構重要なファクターとなるのでそのあたりの展開面をしっかり考察しての判断になるかなと思います。
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【DKC競馬部】

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