NHKマイルカップ2019の予想と有力馬のラップ分析を中心とした記事です。
2019年のNHKマイルカップはグランアレグリアの出走ということで注目を集めるわけですが、この馬の場合本当に強いかどうか?ちょっとまだ謎な部分があります。
後述しますが桜花賞はグランアレグリアが走って当然の流れだったわけですし、朝日杯の3着の結果からも決してNHKマイルカップで鉄板かといわれるとそうではないかもしれません。
本日は過去のNHKマイルカップの傾向を振り返りながら、有力各馬の分析を行っていきたいと思います。
NHKマイルカップの回顧記事はこちらに書いていますのでご覧ください。
⇒【天皇賞春2019】回顧|直線団子~の瞬発力戦だからこその結果
本記事の内容
NHKマイルカップの予想と有力馬のラップ分析
過去のラップ傾向
- <18年>(良馬場)(34.4-34.8)
12.1 – 11.1 – 11.2 – 11.9 – 11.7 – 11.3 – 11.5 – 12.0 - <17年>(良馬場)(34.5-34.4)
12.4 – 10.9 – 11.2 – 11.6 – 11.8 – 11.3 – 11.3 – 11.8 - <16年>(良馬場)(34.3-35.1)
12.3 – 10.7 – 11.3 – 11.7 – 11.7 – 11.3 – 11.5 – 12.3 - <15年>(良馬場)(35.3-34.2)
12.4 – 11.1 – 11.8 – 11.9 – 12.1 – 11.1 – 11.3 – 11.8 - <14年>(良馬場)(34.6-34.8)
12.0 – 11.0 – 11.6 – 12.0 – 11.8 – 11.3 – 11.5 – 12.0
結構難しいレースラップになっているなというのが初見の印象です。
東京戦らしくラストは3Fから直線出し切る形のレースになっていますが、前半がある程度流れるケースが多く、レースラップでスロー~後半特化戦になっているのは明確な逃げ馬がいなかった15年のみ。
中弛みの少ない平均ペース~のロンスパ戦になることが多いのがNHKマイルカップの特徴といえそうです。
ただ、この時期の東京は高速馬場化することもあるのでその点も視野に入れて置かなければいけないかなと思います。
2019年に関してもこの記事を書いている火曜時点では雨、木曜あたりまで降りそうですが週末は晴れそうなのでNHKマイルカップに特化して予想するならしっかり土曜の馬場傾向は見て置く必要がありますね。
過去のNHKマイルカップの傾向を今年も引き継ぐとなると圧倒的に必要なのはロンスパ性能で、瞬発力に特化している馬は軽視してもいいかもしれません。
平均ペースで流れてもロンスパで出し抜ける馬を中心に予想していくべきと判断します。
【求められる要素】
- 平均ペースでも使えるロンスパ性能
それでは続いて有力各馬のラップ分析から得意としている展開、逆に苦手な展開を考察して行きましょう。
グランアレグリア
桜花賞はドスローからラスト3Fで10秒台で最速を計時したスロー~のロンスパ戦。
もちろんこのレースはトップスピードの高さ、瞬発力など総合的に後半要素が求められているわけですが、この展開はグランアレグリアにとってベストでした。
この桜花賞の時もLine@に配信した見解などには書きましたがこの馬の不安要素は平均ペースで流れたときにロンスパ戦で対応できるか、そして恐らく高速馬場巧者だということ。
この2点の不安要素がある以上、NHKマイルカップで鉄板だとは決して思いません。
もし、例年のようにある程度平均ペースで流れてその流れに乗ってしまったとしたら朝日杯のように出し抜かれる可能性は十分にあると予想できますし、もし、今の雨の影響を引き継いで馬場がタフな状況だとしたらこの馬の持ち味であるトップスピードの高さを削がれる可能性が高いです。
もちろん、逆もあり馬場回復でスローで流れての後半特化戦なら出し抜いてしまうでしょうが、現時点では馬券になる確率ですら50%といったところではないかと考えています。
アドマイヤマーズ
皐月賞の敗因は瞬発力だったかなと思います。
もう一段前で競馬して直線先頭に立つくらいのロンスパ戦に持ち込めていればもう少し上の着順はあったのではないかと思いますし、それは回顧でも書いた通り。
2000mくらいになるとそもそものスタミナの面で不安が出てきますし、これまでもマイルで基礎スピードを生かす競馬ができているのでこの短縮はまずプラスに働くと予想できます。
もっといえば2000mでは瞬発力・ギアチェンで見劣りましたが、マイルなら足らずとも遠からずの競馬ができるかなと思いますので、現時点ではグランアレグリアよりも上の存在ではないかと思っています。
問題はミルコがあまりにも乗れていない点ですが、それは考えすぎても仕方ないので馬の分析としては十分に有力な1頭になると思いますね。
ダノンチェイサー
高い後半要素を持っているのはこれまでの競馬からも事実で、ロンスパの質、ギアチェン共にここに入っても通用するものがあると思います。
初戦は重馬場で4秒以上のドスロー戦なのでさすがにこれは度外視してもいいでしょうし、ご存知の通りきんもく星組は結構レベルが高くそこで2着というだけでもある程度評価してもいいと思います。
唯一懸念なのはトップスピード戦をまだ経験していないのでその点が対応できるか未知数ではありますが、過去のNHKマイルカップの傾向を加味するとどちらと言えば傾向的には向く1頭かなと思います。
平均ペースのロンスパ戦に対応できるのはここでは大きな武器になりますし、有力な1頭になると見ていいと思います。
ファンタジスト
まだ人気になるんですね(笑)
前走2000mでボロ負けしているので距離だ!という判断からの人気だとは思いますが、前走皐月賞の敗戦は決して距離ではないと思います。
これは回顧でも書いたことですが、もし前走の敗因が距離なのであればスプリングSとの比較であまりにも垂れるのが速すぎ、ポジション差を考えても負け過ぎな感は否めない。
下手に1800mの平均~のロンスパ戦に対応してきているだけにこの敗因はかなり掴みにくいものとなっていますが、決してマイルでガラリというわけではないと思います。
これまでの実績に敬意を払ったとしてもNHKマイルカップでは抑え迄が妥当ではないかと思います。
グルーヴィット
前走のファルコンS戦は前半特化戦で前が止まってしまった分、後ろの馬に利があったという展開でそれを差してきての2着なのでそこまで評価できるものではないと思いますが、ある程度流れる展開にも対応できるというところは見せてきました。
なので、この馬の焦点としてはスローで流れたとき、後半特化戦になったときに同じように脚が使えるかどうかでしょう。
現時点では”使える可能性は高いが未知数”というのが素直なところです。
というのも、前半特化戦で脚を使えるタイプはスローで流れたときも対応してくる馬が多く、グルーヴィットの場合はまだそのあたりを見せてきていない分の未知数値が魅力値でもあります。
実際、ハッピーアワーにこの展開だと後ろから出し抜かれるほどの手応えなわけですし、ホントはスロー~向きなんてこともあるかもしれません。
ヴィッテルスバッハ
この馬は後半特化戦に強い馬で、前走に関しても大きく出遅れましたが高い後半要素を見せてきており、恐らくですが逃げ馬で【11.4-11.2-11.3】の3Fラップなので10秒台を2本使っている可能性があります。
2走前の東京戦ででも高い後半要素+トップスピードの高さを見せてきていますしスローで流れる展開になるのであればかなり有力な1頭になってくるのではないでしょうか。
当然東京の大箱は向くはずですし。
ただ、その一方で平均ペースで淡々と流れ、道中で脚を溜めるタイミング無い場合末脚不発で終るケースもあります。
要はロンスパ性能<<瞬発力という感じの馬で、ある程度ペースが落ち着いてくれることがカギになりそうです。
まとめと現時点での注目馬
ということでざっと上位人気に推されそうな各馬を分析していきましたが、展開ひとつでかなり着順が入れ替わってくるのではないかと予想できます。
もしスローで流れての後半特化戦になるようであれば、やはりグランアレグリアが有力になってきそうですし、その展開ベストになるヴィッテルスバッハなど。
対する展開で、例年通りのロンスパ思考の強いレースになるならそれこそアドマイヤマーズが有力視に変わってくるかなと思います。
どちらにせよ、枠順が確定して展開面を考察で来てからの話にはなりますが、現時点でDKC競馬部が注目しているのは「ダノンチェイサー」です。
結構これも現時点では展開を決め打ちしての狙い方ではあります。
というのも、平均ペース~ロンスパ性の競馬になったときに対応できそうな馬が少ないのが今年のNHKマイルカップのメンバー構成。
ケイデンスコールあたりもおもしろいと思っていましたが、これもスローで流れたときのギアチェンの性能が長けるタイプなので決して平均ペースが向くとは思えませんし、他はかなり人気薄でまだ出走してくるかも微妙なレベル。
順当にこれまでの実績からもという点で考えると現時点ではダノンチェイサーに注目です。
DKC競馬部、福島牝馬S~宝塚記念までの重賞オンリーで総回収率250%以上を目指します。
正直もう絶対にクリアできるのですが…(天春大本線のため)
・福島牝馬・・・・勝利
・マイラーズ・・・見
・フローラ・・・・敗北
・青葉賞・・・・・勝利
・天皇賞春・・・・勝利
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