【2019年天皇賞秋】詳細回顧

10月27日 天皇賞秋

概要

レースラップ

12.8-11.4-11.5-11.6-11.7-11.6-11.3-11.1-11.3-11.9

前後半3F:35.7-34.3

前後半5F:59.0-57.2

超高速馬場でレコードに0.1秒差の決着。

前半も59秒フラットですが、この馬場だとスローペースになりました。

レース前分析

ペースはどちらに転んでもおかしくはないものの、ある程度流れる形で何とか妙味をという予想でした。

超高速馬場状態は前提としていましたが、ここまで早いのは想定外。

アエロリットのラスト3F最速仕掛け想定なので人気所では瞬発力型のダノンプレミアムとサートゥルナーリアの評価は抑えめにしていました。

アーモンドアイ、アエロリット、ワグネリアン、サートゥルナーリアの詳細分析は下記記事へ。

【有料会員様限定】ラップ分析によるタイプ別分類

回顧

本命のアエロリットから。

ある程度流せばという表現で本命推奨しましたが、これは流してくれたなという印象。

ここまで馬場が高速状態だと前半58秒前半辺りまで飛ばさなくては前後半のバランスで平均にはなりませんし、上限距離と考えられている2000mなら59秒は流したと考えていいでしょう。

もちろん、もう少し思い切って流していけば結果は変わったかもしれませんが、それは結果論なので、充分積極的な競馬はしてくれたという感じ。

その中で好走パターンのラスト3F最速で粘りこみ。

超高速馬場への適性はこれまでから見せてきましたし、2000mでも踏ん張りは充分きいて僅差の3着残しになりました。

次にアーモンドアイの回顧。

1番強い馬が1番ロスのない競馬をして1番に駆け抜けたという内容でした。

内枠から楽にポジションを確保して、そのまま最内を回しての競馬。

直線でもラスト3F最速地点でも楽に反応して先頭に取り付いて、ラスト2Fで一気に抜け出して勝ち切り。

瞬発力も際立っていましたし、ラスト3F最速で出し切って完勝した点からロンスパ面もここでは抜けていました。

次に2着のダノンプレミアムについて。

これまで極端な瞬発力戦で勝ち切ってきた事からその適性に偏った可能性が高いと判断していましたが、ここでは出し切りで結果を残してきました。

前目に付けて反応自体はアーモンドアイに大きく見劣った訳ではないので瞬発力の高さはここでも見せてきた。

次走以降に向けて

アーモンドアイ

ここまで完璧な内容を見せられると逆に難しい。

ジャパンカップにしても距離を問題にする所か、むしろ前半もゆったりいけるのでより競馬はしやすいと思います。

有馬記念になると、コーナリングやタフな馬場といった所で立ち回り力を活かせる馬の逆転なんかは考えられますが。。

ダノンプレミアム

今回ラスト3F最速のロンスパ戦でも結果を残してきたので、かなり好走レンジは広がった様に思います。

ここから先の不安はマイルで基礎スピード問われてどうなるのか?くらいでしょうか。

今回の競馬に対応できるなら今なら多少距離は延びても大丈夫な感じもありますし、むしろ延びて前半ゆったりが向く可能性すら感じます。

次走以降距離による不安で人気を落とすなら狙い目になり得るので注目。

アエロリット

超高速馬場適性に関しては現役でも屈指というのは間違いありません。

やはり距離も2000mはこなしてきましたし、その点は今後に活きるでしょう。

次走以降で注意しなくてはならないのが、この馬は2000mでも走れると判断してしまう事です。

この馬が今回で保証されたのは超高速馬場なら2000mでもというだけです。

結局今回の馬場で結果を残すとより高速馬場適性への偏りを感じるので、標準程度の馬場ですら不安に感じるという事もあります。

サートゥルナーリア

直線半ばで脱落してしまったサートゥルナーリア。

コーナリングの上手さやギアチェンジが素晴らしい点など、立ち回り力に長けた馬なので東京の様な大箱は合いにくいです。

合わないというより、相対的に優位が取れないコース。

ラスト3Fで直線出し切る様な後半要素の総合力比べになると見劣りするのは事前予想通りといった感じですね。

有馬記念は立ち回りが活かせますし面白そうです。今後一線級相手は成長が見込めるまでは立ち回りが問われるコースで狙いたいです。