【2019年富士S】詳細回顧

10月19日 富士S

概要

レースラップ

12.2-10.9-11.9-12.0-11.9-11.3-11.1-11.7

前後半3F:35.0-34.1

前後半5F:58.9-58.0

稍重馬場ではありましたが時計はある程度速い状況でしたが、ラップで見る以上にタフな馬場だったと考えていいと思います。

Vマイルが明らかな高速馬場で、展開も差がありますが時計の差が大きくこれを比較すると今回はタフ馬場と見ても。

中弛みのスローペースで、ラスト2F最速戦ですが東京らしく直線を出し切る競馬になり、シンプルに力比べの1戦となったと見えます。

レース前分析

・マイルCSの前哨戦である

・東京という直線出し切りでも差せるコース

・渋った馬場でタフなので前半仕掛け辛い

条件設定的にはこの3点からスローの可能性の方が高いと考えています。

例年もスローの傾向があるレースですし、基本の考え方はこれで。

・典型的な逃げ馬不在

・番手思考の馬は多数

この2点からも流れる要素は特に見当たらず、スローの可能性示唆という感じ。

番手の馬が多数いても、これらは中団でもいいという程度の馬なので、そこが競り合って全体が流れる理由にはなりません。

これらの事からスロー想定で組み立てます。

1~2割で想定外の平均以上というパターンも当然承知の上なので、

それにも対応可能ならより評価しやすいレースというイメージで入ります。

展開予想は上記のような形で前哨戦ということもありスロー濃厚と判断。

そして基本的にはアドマイヤマーズと、ノームコアが実績的にも抜けているのはわかっていましたが、ここは3歳勢の斤量差がそのままダイレクトに響いてくるのではないかという予想。

回顧

ひとまず、懸念した通りノームコアが実績通りに走ってきたわけですが、見解では前走のVマイルと状況がかなり変わるという点でそれでいて人気になるなら買い要素が薄いと判断しての1頭でした。

ただ、愛知杯でも見せていた通りでスローからロンスパの競馬でもやはり後半要素は足りる、それでいて流れた展開にも対応してきており、東京で直線出し切る競馬なら早々崩れることはないということでしょう。

レイエンダはかなり掴みどころもなかったですし、シンプルにこれまでの競馬から弱いのではないかと判断していたのですが、今回は鞍上の好騎乗も相まっての好走でしょう。

この内容を踏まえてみても結果的にはスローペースから出し切る競馬のほうが合っていると判断できる1頭です。

現状はマイルでのスローペースからの後半特化戦で買うという判断しかないかなと思います。

レッドオルガはほぼ見立て通りの好走でした。東京での後半要素の高さはこれまで見せていたものだったので、案の定の好走というところでしょうか。

やや直線で詰まった分もあり、スピードに乗った上位2頭にロンスパでやや見劣った形ですがこれは脚を余したという内容でもありました。

極端な高速馬場、前半特化戦までなると能力的に厳しい面が出てきますが前哨戦では安定というタイプ。

本目に推したクリノガウディーは馬群を突いて直線詰まってという面もありましたが、そもそもノームコアよりも後ろの位置から進めて直線要素比べとなると勝てる要素がありませんでした。

それでも見立て通りスローペースはやはり得意でそれを活かすだけの後半要素は見せてくれました。

ただポジション差の分だったと判断できます。

次走以降に向けて

クリノガウディー

スローペースから後半要素を活かす競馬なら安定して買いたいと思わせる1頭で、地味目なのでそこまで人気しないのはおいしいところ。

能力的にここで足りなかったというわけではないですしポジションは取っていけるタイプでもあります。

前走で流れたペースでも好走してきているのは成長力だと判断できると思いますし、どこかで一発ありそうなので展開一つで再度重視でいいでしょう。

エメラルファイト

基本的に流れたペースで後続に脚を使わせ、前で構えて出し切るというスタイルが得意な馬なのですが今回はそれとはほぼ真逆の展開でノームコアから0.3差の競馬なら上出来。

これだけ走れるなら流れる想定ならまともに通用するでしょう。