【2019年オールカマー】詳細回顧

9月22日 オールカマー

概要

レースラップ

12.6-11.2-12.8-12.6-12.6-12.2-12.2-11.8-11.2-11.0-11.8

前後半3F:36.6-34.0

前後半5F:61.8-58.0

前後半3Fで2.6秒の超スローペースで徐々にペースアップしていってのラスト2F最速戦。

徐々にペースアップといってもかなり緩い流れでまともな競馬はラスト3Fからの競馬。

レース前分析

予想時は明確な逃げ馬がおらず、展開も読めない中で好走展開の幅が広い馬は軒並み人気馬なので、買いたくないレースと評した1戦。

・スティッフェリオ

宝塚記念では前後半3F35.5-35.3ながらも中盤も淡々と流れた中でポジション確保できず中団からの競馬になり、そのままズルズル伸びるのみで凡走。

大阪杯は前後半3F36.4-35.5のスローペースでラスト4F11.8-11.4-11.6-12.5のラスト3F最速戦でコーナーで優位が作れず直線向いた段階で4,5番手でそこからは後半要素で負けて凡走。

小倉大賞典は前後半3F35.6-35.4のほぼ平均ペースですがサイモンラムセスの単騎逃げなので実質スロー。

ラスト5Fからのロンスパ戦でトップスピード問われないレース内容で勝利。

福島記念は前後半3F34.4-36.6の超ハイペースもマルターズアポジーの単騎逃げで実質ちょいスロー程度。

かなり縦長馬群の2番手集団先頭で後続になる程コーナーで脚を使わなくてはならない状況で絶好の位置で好走。

ウインブライトのPDFを読んでもらえればわかると思いますが、好走パターンはかなり似ていますし、マルターズアポジーが良い相方という感じ。今回はその手の馬がいないので自らが流していくのかがポイント。

ただ、流すペースを作った場合はウインブライトが絶好ですし、スローからのロンスパだとこちらは足りる所を見せていないので、流れる予想の場合にウインブライトの下の評価が妥当でしょう。

上記の分析をしていましたが、スローからの瞬発力戦で他馬がここまで消極的な展開は頭になく、評価を落としてしまっていました。

ウインブライト、レイデオロ、ミッキースワローの詳細分析は下記記事へ。

【有料会員様限定】ラップ分析によるタイプ別分類

回顧

スティッフェリオに展開が向いたという表現よりも、消極的なレース過ぎて消去法で勝ったなという競馬でした。

もちろんスティッフェリオはウインブライト同様にコーナー勝負で優位に立てるタイプなので、ラスト3F目のコーナー地点で引き上げたのは勝因になる。

ただ他馬の消極性を表しているのはこの手前の位置。

あの位置までドスローのペースで前とのポジション差があると、コーナー勝負の際に相当早いラップを踏まなくてはなりません。

それをしてしまうとスティッフェリオとしては思う壺でコーナー勝負で優位を作る事ができるので、今回の逃げ切りに繋がります。

とにかくスティッフェリオに好きにさせ過ぎた事による結果。

ラスト3Fのみの勝負なのでトップスピードも持った後半要素に長けたミッキースワローが2着まで差し込んで、コーナー勝負になった中で内で立ち回り結果的に優位を築けたグレイルが3着という形でした。

次走以降に向けて

スティッフェリオ

今回のレースで評価を動かすのは正直難しいなという感じ。

逃げ馬がいない中で自らペースを作れたといっても、完全に勝ちに行く平均ペースを作り出した訳ではないので。

競りかける馬がいた上での内容かこの形でウインブライトとの差を見たかったが、ウインブライトが状態面による負けっぽい大敗を喫しているので分析的には難しい。

ミッキースワロー

コーナーでは外を回しましたし、一番苦しい競馬になったのはこの馬か。

ポジションはこのペースでも全く取れずに後方からの競馬で直線だけで2着まで。レイデオロ相手には3F戦で完全に優位に立てた点は評価してもいいでしょう。

ただ、レイデオロは出し切る形がベストですし、まあこの展開なら分はあったかなという印象です。

前半要素への期待感はひとまずなくなりましたが、今回は状態面などで有力馬が自滅した流れを後半要素の高さで差し切ったという内容で後半要素はいいものを持っています。

それにしても状態問題なしの一線級の馬相手に後半要素だけでねじ伏せる期待感を持つほどのものは見えていないのが現状です。